予防策1.熊よけ鈴やラジオを鳴らしながら歩く
熊に「出会わない」ための定番の対策です。鈴の音程度では逃げない、熊によっては逃げる、逆に近寄って来るなど諸説ありますが不明です。
人間を「危険」な存在だと思っていない熊の場合は逃げませんので効果は薄いと考えた方が良いと思います。さらに鈴やラジオの音で周囲の音が聞こえずに、熊の接近に気づくことが遅れるといった事も想定されます。
また、子連れの母熊の場合警戒心が強いので、大きな音や大声を上げるなど刺激を与えることは控えるべきです。
鈴の音は身に着けている人間が動いていないと音が鳴りませんし、ラジオの音を煩わしく思う登山者の方もいらっしゃいますので注意が必要です。
予防策2.熊よけホイッスル(笛)を吹く
ホイッスルは、緊急時の救助依頼の手段としても使われますので、熊よけのためにやたら鳴らして歩くのはどうかと思います。
【結論】やらないよりはマシ、かもしれませんが、この対策だけでは不十分であり、安心できません。